その16.横浜市栄区にて




 JR大船駅で電車を降りて西口へ向かうと、「長尾台」の表示。大船駅のすぐ西側を流れる柏尾川に架かる橋を渡って、電車の留置線を対岸に見ながら川沿いの県道を北へと向かうと、鎌倉市から横浜市に入る。
 早速、電柱の広告に「長尾台町」の文字を発見。



 続いて、川沿いの県道には、神奈川中央交通バスの「長尾台」バス停があった。


 柏尾川の西にある小高い丘の下に広がる住宅地の中を歩いてみると、「長尾台」の名前を冠した町内会館があった。



 続いて、ブランコのある小さな公園、長尾台公園があった。


 住宅地から、小高い丘に登る途中に、「長尾砦跡」の看板があった。ここには鎌倉時代から長尾氏という武将の館があり、戦国時代に北条氏の勢力下になってから出城として砦が築かれたとのこと。長尾景虎(のちの上杉謙信)もこの長尾氏一族の末裔にあたるそうだ。


 農業専用地区という指定がされていることから、周囲の喧騒とは対照的に、丘の上にはひっそりとした畑が残っている。


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